すごい扉ができました

高齢者住宅新聞社主催の「高齢者住宅フェア」。
 
高齢者住宅フェア
 
今年は場所を移して東京ビッグサイトで開催されました。
 
昨年よりも規模も内容もさらに充実した印象です。
 
特に、以前よりもハード寄りの展示が増えて、私にも直接関係の深い内容が多く見応えがありました。
 
この展示会は23日~24日の朝10時から開催されていたのですが、私は23日の8時に会場におりました。
 
なぜかというと…開場前に行われたビデオ撮影に立ち合っていたからです。
 
何のビデオを撮影していたかというと、大建工業さんが開発し今後発売になる「(仮称)引開き戸」の使用イメージのビデオです。
 
実は私の会社、ケアスタディ株式会社と大建工業さん、TOTO株式会社さんの3社で共同研究をしています。
 
研究内容は、トイレの設備とレイアウトについて。
 
詳しい内容は守秘義務があり書けないのですが、今後の介護施設等のトイレ環境を変えていく研究になると思っています。
 
その研究の中でこの「引開き戸」の研究も行っており、介護に有効であることが分かってきました。
 
この扉の最大の特徴は「引いた扉を開ける」事です。
 
何の事だか言葉だけでは分からないと思います。
 
こんな感じです。
 
20130729_img01
 
居室内のトイレのように狭いトイレでは、2枚引き戸にして開口を少しでも広くとるようにすることが多いです。
 
しかし、開口は広くなってもどうしても引いた扉が便器の横に残ってしまい車いすを近づけたり介助するスペースの確保が難しい。
 
それを解決できる画期的な扉です。
 
残念ながら発売は来年春頃とのことで、実際に採用できるのはもう少し先になりそうです。
 
詳しい説明はまた後日お伝えしますね。