ユニバーサルデザインで受賞しました

「ユニバーサルデザイン」という言葉、一時期はCMでもよく聞かれるようになり、ある程度一般化したかなと感じています。

 

ユニバーサルデザインとは、より多くの方にとって製品・空間やサービスをより使いやすくしようとする考え方です。

 

この言葉を提唱したロン・メイス氏(故人)は、ご自身が車いす利用者でしたが、そのことで差別を受けるようなデザインを否定し「ユニバーサルデザイン」という言葉を作りました。

 

障がいがあっても、特殊な対応をするのでなく一般的なデザインのものをより使いやすくしていくというアプローチをすることがこのユニバーサルデザインという言葉に込められています。

 

介護の現場について見る時も、このユニバーサルデザインの考え方は非常に役に立ちますし、生かす必要がある考え方です。

 

「介護が必要なので特殊な対応をする=普通とは差別をする」

 

ということになっていないかどうか、確認する必要があると思うのです。

 

特別な方法、特殊な機械を使うのでなく、より普通に近い方法で暮らしていくことができないか、ということを常に意識して欲しいのです。

 

このユニバーサルデザインについて、2007年から毎月研究会を行ってきました。

 

このメールでも何度か内容をお伝えしてきました「お茶の水UD研究会」という会です。

 

毎月、講師の方を御呼びして勉強会をしたり、見学会を行いさらに学会発表なども実施してきました。

 

この活動が評価され、日本福祉のまちづくり学会より「市民活動賞」をいただくことができました。

 

日本福祉のまちづくり学会
http://www.fukumachi.net/

 

Informationに受賞の様子を紹介させていただきました。
http://carestudy.jp/information/fukumachi_jyusho/

 

これからも、ユニバーサルデザインの考え方を持ち、この研究会での成果も生かして活動していきたいと思っております。