支える椅子の「登録査定」が届きました
介護環境デザイナーの間瀬樹省です。
ご自分で食事が出来る方を増やし、介護者も利用者も楽にする「支える椅子」。
一昨年私がデザインを起こし、試作品を実際に施設の方に使っていただいて細かな点を改良、約1年がかりで発表しました。
私にとってはとても大切な「作品」です。
実際にお使いいただいている施設では「姿勢ががらっと変わった」とか「私もあの椅子が良いと利用者さんの間で奪い合いになった」という嬉しい報告も聞いています。
まだまだ一般には知られていない製品ですが、今後少しずつ知られるようになったとすると心配なのが「ニセモノ」が作られてしまうこと。
形だけ真似て、似て非なる質の悪い物が作られてしまうと、それを間違って購入してしまった方が被害をうけることになります。
また、デザイナーがデザインした作品を勝手に真似ることは、権利の侵害になりますよね。
そのためにあるのが「意匠登録」です。
特許庁に意匠登録をしておくことで、他人が勝手に真似るのを防ぎ自分の権利を守ることができるようになります。
「支える椅子」を発売する前にこの意匠登録の手続きをしておいたのですが…
待つこと半年、ようやく「登録査定」という書類が届きました。
この書類が届いたということは審査が終わって登録できる状態になったということです。
あとは登録の手数料の支払いを済ませば無事手続きが完了します。
これからも品質が良く安心してお使いいただける製品を提供して
いきますので、宜しくお願いします!
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