東洋大学での授業から
介護環境デザイナーの間瀬樹省です。
1月15日(火)に東洋大学のライフデザイン学部にて、医療施設と介護施設のユニバーサルデザインについての講義をしました。
参加した学生さんは、授業後にA5サイズの簡単なレポートを提出します。
そのレポート、120枚もあるので大変ですが少しずつ読ませてもらっているところです。
医療施設や介護施設についてあまり多くの知識を持っていない学生さんですが、だからこそ新鮮な視点でものを捉える事ができるのではないかと思います。
まだ全部読めていませんが、意見を一部紹介すると…
・介護施設でお年寄りと一緒に料理が出来るキッチンが一番素敵だと思いました
・お風呂のデザインが介護機器っぽくなくてとてもいいなと思いました
・視覚障害への配慮について様々な思考がめぐらされていてすごいと思いました
・病院の床はうす緑色のイメージがありましたが、モノを落としたとき見つけやすい暗いカラーにしたのは驚きでした
・多くの人の意見を取り入れて細かな配慮を欠かさないという姿勢を自分自身が忘れないようにしたい
・ユニバーサルデザインというと使いやすい代わりにデザイン性が低いというイメージがあったが、どれもデザインも考えられていた
まだまだたくさんありますが、こちらの意図はしっかり伝わっていたようでうれしいですね。
この気持ちを持って、将来この学生さん達が活躍してくれたらなぁ~と考えてしまいました。
ぜひそうなって欲しいと思っています!