雪の日でも散歩します

介護環境デザイナーの間瀬樹省です。

 

今日は月曜日に降った雪で思い出した事をお伝えします。

 

一昨年の12月に、デイサービスでの認知症ケアの実践例を紹介するセミナーを実施しましが、そこでは十分な量の水分摂取、低栄養状態にしないための栄養摂取に加え、歩行をしっかり行う事に力を入れてられていたと記憶しています。

 

車いす使用の方でも、つかまり立ちができれば歩行車で歩行を実施し、歩く事のできる方は外を散歩です。

 

散歩コースはいくつもコース設定されていてそれぞれ距離が計ってあります。

 

その散歩について、印象に残っているのが悪天候であっても散歩を実施するということです。

 

雨や雪の日には、皆さん散歩を嫌がるのではないかと思うのですが、実際には違うのだそうです。

 

自宅で暮らしていると、天候が悪いと外に出る事は無い。ご家族に止められてしまします。

 

ですから、雨や雪の日に外を歩く事はこのデイサービスに来た時しかできないことで、楽しみなのだそうです。

 

今回はかなりの量が降りましたし、翌日以降は雪が凍ってなかり滑りやすい状況になっているはず。

 

それでもいつもと変わらず散歩しているのかな~と思った次第です。

 

体や心の状態を高める目的で実施している散歩が、ご本人の楽しみにもつながっている、良い例だなと感じています。
雪の日でも散歩します