| 施設種別 | ケアハウス(軽費老人ホーム) |
| 工事種別 | 改修工事 |
| 構造 | RC造 5階建て |
| 設計・監理 | ケアスタディ株式会社 + Nov設計工房 |
| 施工 | 日野建設工業株式会社 |
| 竣工 | 2025年10月 |
| 撮影 | 鈴木文人 |
【工事概要】
築 30 年以上経過した 鉄筋コンクリート造5 階建 のケアハウス改修工事。開所当時は、自立して生活できる入居者が多かったが、現在は特定施設となり介護を受けながら暮らす方の住まいとなっている。現在の入居者の身体状態に合わせ、車椅子でも暮らしやすく職員も介護が行いやすい環境づくりを目指し改修工事を実施した。
【改修工事のポイント】
①入居者の食事の際のプライバシー確保と冬の寒さの軽減
②1階吹抜け中央に照明器具がなく夜間極端に暗くなる状況の改善
③居室の扉が防火扉仕様の開き戸で入居者ご自身での開閉が困難なことの改善
④共用の大きな浴槽を使用するのが難しい入居者が利用できる浴槽の導入
【改修前 正面玄関ホール】
正面玄関からの様子が見えてしま
冬場には風除室からの冷たい風が吹き込んでいた
玄関ホールと中央吹抜間に間仕切り壁を設置
視線のプライバシーを確保し冬季の寒さを軽減した
中央部に照明器具がない吹抜けスペース
夜間は100lx以下の暗い環境での食事が強いられていた
鉄骨下地の飾り梁を設けて照明器具を設置
特徴あるペンダント照明で明るさの確保とイメージの向上を図った
開設当時からの古い家具が並べられた食堂
洗面は車椅子で近づくことが難しく使いにくかった
気を使わず1人で食事ができるカウンター席を新たに設置
洗面は立位・車椅子向けの2種類の高さの使いやすい洗面とした
研修などにも使われていた地域交流スペース
イメージが暗くホールとの境界が曖昧で落ち着かない
【改修後 1 階地域交流】
大型モニターを設け多目的に使用できるスペースとした
床仕上げを緑のカーペットとし他とは違う空間と感じられる
居室の扉は重い防火戸仕様の開き戸
利用者ご自身で開閉が難しく都度職員がサポートしていた
居室の扉を軽い木製の引き戸に変更し車椅子の利用者も開閉可能に
フロア毎にポイント色のクロスを用いた
開所当時とは入居者の状況が変わり重度の方が増えた
大きな浴槽に入浴できる方が少なく支援が困難になっていた
浴槽を埋めてフラットな床としシャワー入浴浴槽を設置
2階の個別浴室と合わせて幅広い身体状況の入居者に対応可能とした















