6月29日（水）にシンガポールから視察に来られた方々に、東中野キングス・ガーデンと練馬キングス・ガーデンを見ていただきました。

 

 

今回いらっしゃったのは、シンガポールで高齢者ケア事業を展開している会社(ECON)の社長、ディレクターの方々です。ECONは、シンガポールとマレーシアの１１か所で高齢者施設と医療サポートを行っており、その他にも病院運営・緊急サービス・在宅医療・理学療法・漢方・介護トレーニングセンターなど総合的なヘルスケアサービスを提供し、身体面だけでなく、心のケアも含めた全体を治療の対象として捉えるホリスティックは事業を展開していらっしゃいます。

 

 

今回の視察では、認知症ケアを含めた介護全般について日本から多くのことを学びたいと仰っていました。

 

 

シンガポールは、日本のような四季がなく1年間の平均気温が30℃前後と日本の夏のような気候で高温多湿ですので、お会いしてすぐ「日本は涼しいですね」と一言。

 

 

じっくり時間をかけてキングス・ガーデン、ECON、東中野キングス・ガーデンの建築についてのお話をした後、建物全体の見学に。浴室では、東中野のスタッフの島田さんと渡辺さんが入浴介助について実演してくださいました。お風呂に入っているのが社長のMr. Ong氏。ご自分からひのき風呂に入り自らお風呂の深さ、つかまり具合を体験。両施設とも機械浴がない事、スタッフの方々の高い介護技術で重度の方も個浴で入浴が可能、という点に驚かれていました。

 

 

 

 

施設内ではご利用者さんに日本語で声をかけられたり、またちょうど昼食準備の時間にお邪魔してしまったのですが、おかずを味見させてもらったり。ご利用者さんからも笑顔があふれ、笑い声が上がっていました。

 

 

 

 

⇧練馬KG中島施設長にご同行頂き、ECONのみなさんがご利用者さんとの楽しそうに会話をしている最中です。

 

 

 

 

訪問のお礼にと、ECONのご利用者さんが作った手作り人形が入ったプレゼントをいただき、記念撮影！この後足早に練馬キングス・ガーデンに向かい、午後から特養ユニットとデイサービスを見学されました。全体を通して、キングス・ガーデンのご利用者さんの笑顔がとても印象的だったそうです！

 

 

各視察後など、日本・シンガポール双方の介護に関する質問が飛び交いました。その際、ご参加頂いた株式会社エイジング・サポートの小川様には日本の介護システムについての詳しいご説明も頂きました。

 

 

今回の視察は、限られた時間の中での訪問だったため、キングス・ガーデンのご利用者の皆さん、スタッフの方々のご協力がなければ実現できませんでした！本当にありがとうございました。