弊社代表の間瀬が、自身が事業委員を務めている日本医療福祉建築協会が2015年12月3日に行った「愛媛県立中央病院」の見学会に参加いたしました。

愛媛県立中央病院は、中四国では最大規模、西日本でも2番目の規模という大きな病院です。敷地が狭く建て替えには苦労もあったそうで、既存棟の上に新しい建物を覆いかぶさるように建て、後から柱を動かすというアクロバットな工法も取り入れた建設となっています。

弊社では、この病院の計画時に実施した株式会社ユーディ・シーさんによる「ユニバーサルデザインレビュー」において、東洋大学の高橋儀平先生らと一緒にメンバーとして関わらせていただきました。

外来は大きな「光のプラザ」と呼ばれる吹き抜けに面していて各診察が目で見てわかること、病棟はオープンで将来の変化にも柔軟に対応できる大きなスタッフステーションが特徴時な計画です。目で見て直感的に分かりやすいデザインには好感が持て、愛媛県を支える大病院でありながら地域の方々に愛されている雰囲気が伝わってきました。