楽しむこととエネルギー
少し前になりますが、笹本恒子さんという104歳の写真家の方の記事をネットで読みました。
日本初の女性報道写真家として40代まで活動し、その後写真家から遠ざかっていたが、同年代の人たちの多くがリタイアした70代で再出発をしたこと、またその経緯についての記事でした。
その中でとても印象的だったのは、『自分はどう生きたいか、それが明確になった時点で年齢なんて関係なくなる』、と彼女が言っていたことでした。数年前に大腿骨を骨折してから高齢者施設で生活をしているそうですが、体の年齢に合わせた生活場所を選びつつ心の健康を保っている方でした。
こういう記事を見ると、世の中の流れ的にはこういう人のようになるのが理想的といった空気が流れますが、みんながこういう生活を目指すのがいい!と言いたくて今回のブログを書いている訳ではないです。
ただ、自分にとって楽しいことを知っているというのは気持ちの健康に繋がるな、と思いこの写真家の方の記事を読んでいました。その各々の楽しみはなんでもいいですし、食事でも睡眠でも何か特別なことでなくて構わないと思います。自分で探さなくても、人が用意してくれた事が予想以上に楽しければそれが楽しいことになります、楽しいことが向こうからやってきてラッキーです。
年齢を重ねると、今から始めるのは。。。としり込みしてしまうケースが多いですが、楽しむことは始めたもの勝ちではないでしょうか。
笹本さんは、今度のオリンピックでは外国の方が多くくるからそれに向けて英語の勉強を始める!とおっしゃっていました。この方は、楽しいことを見つけてポジティブエネルギーに変換するのが上手です。お手本にさせていただきます。