支える椅子 革の裁断
先日、支える椅子レザーパッケージ用の張り地の裁断を行いました。
支える椅子にはビニールレザー張と革張の2種類があり、革張の場合は革を座面や背の部分に必要な形に裁断します。今回は赤とネイビーの裁断です♫
革のサイズはDS(デシ)という単位で表示し、1デシは縦横10センチ×10センチの大きさだそうです。皮革は動物の皮ですので、大きさや形が様々です。一般的な成牛革の半裁は、200デシ〜300デシぐらいあり、天然素材ですから、一枚ずつ異なります。
一般的な成牛革の半裁は横幅が2メートル以上あるらしいのですが、まず半裁をテーブルの上に敷いてみてその大きさにびっくりしました。ちなみにこのテーブル面のサイズは、 120 cm x 240 cmです。
下の写真は型紙を置いてみた所です。左手前の1番大きな四角は座面の部分、残りは背の部分に使用します
⇩こちらが裁断終了後の赤とネイビーの各部分です。右が座面、左3つが背用です。そして、その横にある長い帯状のものも背の部分に使用されます。
支える椅子レザーパッケージは、木部にはウォールナットを使用しており、革ととても良く馴染んでいます。ビニールレザーとはまた違った雰囲気を持っていますので、ぜひ一度お試しいただければと思います。
展示品は新宿OZONE4階、テーブルと椅子のギャラリーに展示してあります!