台湾・田園城市生活風格書店にて講演
2月24日に、弊社代表・間瀬樹省が台湾、台北の田園城市生活風格書店にて行われている展示会にて支える椅子についての講演をいたしました。
田園城市生活風格書店は、台北の文化発信基地である本屋兼出版社で、書店、ギャラリー、 カフェが一体になった場所です。本は建築・デザインの本が中心で、日本の本を翻訳した本や、日本の古本を扱っているのが特徴的です。
この講演は、日本と台湾相互の医療介護関連のマーケティングやデザインを幅広く行っている観察の樹が2/15〜3/3まで実施している企画の中で実施されました。
今回の講演では、支える椅子についてその開発の経緯、設計趣旨、利用してもらった状況、日本における介護施設の椅子についての問題点、過去や現在進行形の研究について約1時間ほどお時間をいただきました。
今回の観察の樹の企画展では、企画した家具、販売している家具が4点展示されており、3点は家具デザイナーの藤森泰司さんの作品、そして1点は「支える椅子」となっております。
また、家具の展示だけでなく、 本に関する企画の展示もあります。認知症の方でも楽しめる本という基準で選定した50冊が「KinoSchola」という藤森泰司さんデザインの書籍カートで展示されています。
選定の基準は「薄くて軽い」「視覚的」「懐かしい」。さらに読む方が混乱しないかどうかなど様々な観点から設定したそうで、選定は介護の専門家である涂心寧さんが中心となり行われました。