第128回お茶の水UD定例研究会のお知らせ
弊社代表・間瀬樹省が運営委員となっております<お茶の水UD研究会>の第128回定例研究会が2019年4月3日(水)に開催されます。
お茶の水UD研究会は、医療施設の多いお茶の水地区を拠点とし、主に空間分野のユニバーサルデザインについて学び、研究・調査し、発信する研究会です。
研究会のメンバーは、医師(眼科、耳鼻科他)、看護師、デザイナー、大学関係者、建築士等、様々な職種により構成されています。
2019年 4月3日(水)に第128回定例研究会を開催いたします。
今回は、難波 創太さんに「見えない人との対話型美術観賞・ソーシャルビュー」と題してご講演いただきます。
■勉強会
講師:
講師:難波 創太氏
所属:「ボディケア・キッチン るくぜん」 院長
講師プロフィール:
1968年生まれ
武蔵野美術大学工芸工業デザイン科卒業後、CGデザイナーとしてゲーム・映像の制作に携わる。
2007年、バイク事故で失明、全盲の人生となる。
2009年、ダイアログインザダークのアテンドとして参加
2011年、鍼灸指圧の免許取得。
2015年、三軒茶屋に「ボディケア・キッチンるくぜん」をオープン。
鍼灸・指圧による治療と、薬膳料理の研究を行う傍ら、アート制作やワークショップ、合気道など幅広く活動している。
内容
「ソーシャルビュー」は1980年代半ばに、アメリカのニューヨーク近代美術館で子ども向けに開発された「対話型観賞」に似ています。 そこでは、グループが一つの作品を前に、「ファシリテーター」を中心に、それぞれの感想や自由な発想を話し、互いに聴きながら対話が進んでいきます。 一方、「ソーシャルビュー」ではこのファシリテーターを視覚障害者が務めます。 参加者は「見えたもの」を言葉に変えて次々にファシリテーターに伝えていきます。 ファシリテーターは質問しながら参加者の言葉で作品のイメージを膨らましていきます。 参加者は、作品の特徴だけではなく、感じたことや連想したことも言葉にしていきます。視覚障害者は自分の中に育まれたイメージが刻刻と変化していくことを楽しんでいきます。 今回は一つの美術作品を前に、視覚障害者とのコミュニケーションによって、知識に頼らずアートを楽しめる遊びをご紹介したいと思います。
■場所
お茶の水・井上眼科クリニック
新御茶ノ水ビルディング3F会議室
千代田区神田駿河台4−3
JR中央線快速、中央・総武線各駅停車「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩1分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1出口より徒歩1分
東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」JR御茶ノ水駅方面出口より徒歩5分
都営地下鉄新宿線「小川町駅」B3/B5出口より徒歩7分
■時間
18:30~20:00
■参加費
お茶の水UD研究会会員・学生 500円
一般 1500円
(当日お支払い下さい)
■その他
定員30名(定員になり次第締め切ります)
■懇親会について
当日、お茶の水駅周辺(未定)にて懇親会を行います。
場所は決まり次第のご連絡となります。
時間:20:00~21:00
会費:現地精算
研究会参加ご希望の方は、前日までにお申し込み下さい。
懇親会にも参加ご希望の方は、3月28日(木)までにお申し込み下さい。
是非この機会にご参加ください。