ホームシェア
今朝、ネットのニュースでホームシェアについての記事を読みました。
以前、東京のホームシェアについての記事を読みましたが、少しづつ他の都市部でも広がっている様子です。
ホームシェアとは、東京、大阪、京都や地方都市などで、委託を受けたマッチング業者が、同居を希望する高齢者と若者(現在は主に大学生)を募集、面談などを経て双方の同意があれば高齢者の方の住居で同居する、というものです。
学生の方が支払う家賃は、京都のケースでは2万5000円から3万5000円ほどで、学生さんにとっては生活費が安いことが魅力の一つとなっています。
それ以外にも世代の違う人とシェアすることにより、これまで知らなかったいろんな発見ができるそうです。また、高齢者の方にとっては、誰かが家にいるという安心感、話ができるという楽しみも増える、など双方にとってメリットは大きいです。インタビューを受けていた方は、ご本人と90代のお母さんの家に大学生の男子が住んでいる、というケースでした。お母さんは認知症が進み、朝から言い合いをすることが増えてきたそうですが、学生さんが「おはようございます」と2階から降りてくると、お母さんは急に穏やかになるそうです。
私自身も、10年以上ルームシェアをしていたので、誰かがいるという安心感はとてもよく分かりました。また、お互いの生活ペースを尊重できると一人暮らしよりも断然楽しく暮らせます。
まだまだホームシェアは広まり始めたばかりのようですが、これからもっとこういったスタイルが増えていくといいな、と記事を読みながら思いました。ルームシェアもそうですが、ホームシェアは世代の違う人たちで成り立つので、間に入る業者がしっかりとした継続的なフォローをしていく必要もありそうです。