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2019-07-29

アクティビティ・ベースド・ワーキング

先日、ある照明の新作展示会に行ってきました。
 

 

 
この展示では、ホーム、オフィス、エクステリアなどのゾーンで各商品が展示されていましたが、その中でABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)という新しい作業スペースの使い方に着目した照明の使い方のスペースがありました。
 

 

 
ABWとは、作業内容によって場所を変えることで集中力が高まり、生産性が上がるという視点に着想を得た新しいオフィスのスタイルです。
どこか「フリーアドレス」に似ている、と思いながら話を聞くと、「フリーアドレス」の次のステップを踏んだのがABWということで、自由に席を選ぶ「フリーアドレス」と違い目的別に席を選ぶ考え方に基づいています。フリーアドレスは2000年以降に広まったオフィススタイルで、各々が個人デスクを持たず、その時々で空いている席に座って仕事をします。このフリーアドレスのアイデアをさらに発展させたのがABWだそうです。業務内容に合わせて場所を移動するこのオフィススタイルは、目的に合わせた設備と環境の中で作業することで、生産性を高められるよう考えられたスペースだそうです。
 

 

 
照明については、ABWのスペースでは目的に合わせて照明のデザインや機能を変化させる、ということでした。蛍光色=仕事場という考えが変化し、仕事であることを忘れてしまいそうなカフェのようなテーブルに電球色のペンダントが吊るされた場所は、打ち合わせなどでリラックスできるスペース、立位でも腰高の椅子でもどちらでも作業できるテーブルは、温白色のペンダントであったりなど、見ているだけでも楽しいです。
 

 

 
まだ、少しの企業しかこういった取り組みはできていないそうですが、科目ごとに教室を変える学校のようで面白いですし、それによって何%売り上げた上がったなどの数値は出ないかもしれないけれど、働く環境が人に与える影響を重要だと考えてくれる企業は = 働きたい・働き続けたい会社だな、と思いながら説明を聞いていました。
 

 

 
ABWを見ながら、かれこれ15年ほど前、その当時働いていた会社の隣の席の男性の事を思い出しました。その人は、「この方が作業効率が良い」といい、パソコンを立位で見やすい位置まで台を置いてあげ、マウスも同様に設定し、立ったまま仕事をしていました。その当時は、会社が立って仕事をさせていると思われないか、と周りは心配していましたが、自分の作業のしやすい姿勢や環境を知っていた彼は、作業環境を重視したABWにつながる考え方を持っており最先端を行っていたようです。


 

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