グルテンフリー
グルテンフリー食品。グルテンフリーとは、グルテンを含む食品を摂取しない食生活のことをいいます。
グルテン(gluten)とは、小麦粉に含まれるグルテニンとグリアジンという2種類のたんぱく質が絡み合ってでき、小麦粉に水を加えてこねることで、この2種類のたんぱく質が結びつきグルテンになります。グルテンフリー食品は、元々はセリアック病の食事療法として生まれたそうです。セリアック病とは、遺伝性の自己免疫疾患で「グルテン」に異常反応を示し、自己免疫系が小腸の組織を攻撃することで炎症が起き、小腸の細胞が破壊されてしまう病気、となっています。その結果、栄養素の吸収が低下したり、腹痛や下痢、倦怠感など、さまざまな症状がでます。日本におけるセリアック病の人数はあまり多くはないので、日本ではどちらかというと自分の体に合った食生活にこだわる人たちに取り入れられているようです。
スーパーなどでも商品を見かけますが、日本で浸透しているとは言えないような一部の人には浸透しているような食品ですが、私自身は、5、6年前にアメリカ在住の友人からグルテンフリーのスイーツをもらったのが初めての出会いでした。
しばらくの間忘れていたのですが、最近知人がグルテンフリーの食品を売り出し始めたこともあり、再度少しグルテンフリーについて調べたり、グルテンカット(グルテンを完全にやめるのではなく極力減らす)の生活をしてみたりしています。そして気がついたことは、グルテンを含む小麦というのはいろんな食品に含まれている、ということです。目で見てわかるパン、うどん、ケーキなどだけでなく、醤油、お酢、などにも含まれている商品もあり気にしすぎると食べ物に困りそうなイメージを受けたので、グルテンカットという方法を取りました。
そして、からだに何か変化があったか → まだわかりません。。。まだ数週間しか経過していないので数ヶ月やるとわかりそうな気もします。
グルテン過敏症の人がグルテンフリーの食事にすると、便秘や下痢の解消、腸内環境の改善などの効果があるといわれます。腸内環境が整えば、肌荒れやニキビなどの肌トラブルが改善する可能性も期待できます。また、グルテンの影響で倦怠感・疲労感などがある場合も、グルテンフリーで改善される可能性があります。このような効果があるかゆっくり自己観察していこうと思います。そして、美味しいグルテンフリーを提供するお店なども見つけてみたいと思います。
そして高齢者の方にはどんな影響があるのかも気になるところです。こちらも調べてみようと思います。