施設種別 | 特別養護老人ホーム 96床 ショートステイ 12床 認知症対応型デイサービス 12名 居宅介護支援事務所 |
工事種別 | 新築工事 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 3階建て |
設計・監理 | ケアスタディ株式会社+Nov設計工房 |
施工 | 株式会社今西組 東京支店 |
竣工 | 2017年6月 |
撮影 | 鈴木文人 |
外観は周囲と違和感のない茶系をベースとした
素材もタイルや石などあえて一般的なものを使用している
施設っぽく感じられる大きな館名サインは避け
地域コミュニティーの拠点とすべく施設名のみ目線の高さに設置
周囲の低層住宅に配慮し建物の東側は2層の高さに抑えた
隣地の中学校の木々を居室から眺めることができる
近隣の方々に開かれた存在として設けた地域交流室
道路から中の様子が見える位置とすることで利用しやすさに配慮した
地域交流室に隣接して設けたキッズスペース
小さな子供が遊べる子供サイズの家具を設置した
東棟と西棟の間のオープンスペース
テーブルや椅子を出し屋外での時間を過ごせる
ホールの中心に2フロアのつながりを感じる階段を設けた
移動の自由を保障する象徴としている
壁面に設けているのは冷暖房用の樹脂製輻射パネル
外断熱の建物と組合せ風を嫌がる高齢者に快適な環境を提供する
落ち着いた色の壁と木のアットホームなユニット玄関
表札の上から漏れる光であたたかみを表現した
特別養護老人ホームの共同生活室
あたたかみのある照明と無垢のフローリングが広がっている
ユニット間の中庭越しに隣のユニットが見える設計
他のユニットの暮らしを感じることができる
身体機能に合わせ高さの違う洗面を設置し
立位、車椅子でも使いやすい高さとした
特別養護老人ホームの居室にはそれぞれ飾り棚を設けた
お気に入りの品物などを飾り個性を主張できる
ベッドからアクセスしやすい位置にトイレを設けた居室
洗面は利用者に合わせて高さが調整できる昇降式とした
使いやすい青森ひばの浴槽を設置した浴室
窓を大きくとり開放感のある空間とした
認知症対応型デイサービスの食堂・リビングエリア
テラスに面した開放感のある空間とした
掘りごたつ付の和室をデイサービスに設置
休憩・談話・食事・趣味活動など多目的に使用できる
空、緑や街並みを眺められるデイサービスの屋外エリア
椅子やテーブルを出し屋外での時間を過ごすことtiできる
鮮やかなブルーのタイルが特徴的な介護浴室の脱衣室
理美容室としても使用可能なように洗面を設置した
広さが十分にあり足湯としても使える介護浴室床と
浴槽は滑りにくい十和田石とし浴槽縁は青森ひばとした
木工作家の製作した木製シャンデリアのある談話スペース
高齢者が現役だった頃に使われていたレトロな家具と組合せた