施設種別 有料人ホーム30名、デイサービス
工事種別 新築工事
構造 木造 2階建
設計・監理 ケアスタディ株式会社+Nov設計工房
施工 株式会社吉村一建設
竣工 2023年12月
撮影 鈴木文人

 

 

 

LYKKE(リュッケ)はデンマーク語で幸せの意
外観も北欧を意識したデザインとした

 

 

 

外壁のブリックタイルが優しい雰囲気を伝える
入口には特徴的なロゴが入った館名サインを設けた

 

 

大きな傾斜屋根が特徴の外観
敷地北側は隣の商店街への通路として地域に提供

 

 

パーキンソン病等の神経難病を対象とした空間
風除室の床タイルは落ち着いた色合い

 

 

内装は北欧ビンテージをコンセプトにデザイン
食堂には高さの違うペンダント照明を散りばめた

 

 

薪ストーブを設けたソファスペース
冬場は炎が入居者を癒す

 

 

車椅子WCは移乗が容易な後方アプローチを採用
パーキンソン病のすくみ足に対応した床デザイン

 

 

落ち着いたダークグリーンのタイルに囲まれた厨房
カウンターは入居者が自分で配膳できるスペースにもなる

 

 

厨房のカウンターからは食堂とカフェスペースが見える
それぞれの様子を見ながらの調理が可能

 

 

地域の人も利用できるカフェスペース
右側の厨房から飲み物を受け取る

 

 

屋外カフェスペースとして利用できるウッドデッキ
全開放のテラス戸で屋内外を一体的に利用できる

 

 

中が見渡せて利用しやすいカフェスペース
カフェであることが分かりやすいサイン表示を設置

 

 

地域の商店街からのアクセスを考慮したカフェの入口
商店街のパン屋さんで購入したパンもカフェで楽しめる

 

 

階段の下を利用したキッズスペース
入居者の家族が訪れた際の子供の遊び場となる

 

 

2階のEV横に設置されたホールスペース
入居者同士、家族の談話などに利用できる

 

 

オレンジ、モスグリーンと個性的な壁の配色
入居時には真鍮の室名プレートに名前を刻む

 

 

浴室やWCに使用した真鍮のサインプレート
突き出しサインにはピクトサインを採用

 

 

介護が必要な方でも利用しやすいユニットバスを採用
スタッフは隣で入浴している人のサポートも可能

 

 

入浴時の使用に配慮し脱衣室の隣にトイレを計画
廊下と脱衣室の2方向から利用できる

 

 

居室には利用状況に合わせ昇降できる洗面を設置
シンプルな内装で入居者が装飾を自由に楽しむ想定

 

 

ベッドのまま屋外に出ることのできる居室
ベッド上での生活でも屋外の風や日差しを感じられる

 

 

機能訓練室は同じ木調の建具や仕上げ材とした
床タイルをランダムに貼り楽しい雰囲気とした